元服をする人たちの階級

一般庶民が行っていた儀式とは

お金がない一般庶民は、元服のようにお金がかかる儀式を行うことはできませんでした。
ですが子供が大人の仲間入りをすることは、非常におめでたいことです。
きちんと祝わなければいけません。
そこで一般庶民の間で、男性が親戚の女性から褌を送られる儀式を成人の儀式にして浸透していきました。
それを褌祝いと呼んでいます。

元服をする年齢よりももっと幼く、多くの人が13歳ぐらいで褌祝いをしていました。
早く大人になれば、仕事を与えられます。
家族の中で働き手が増えることで、少しでも楽な生活を送ることができます。
ですから、13歳になれば褌祝いをして、大人として認めている地域が多く見られました、
地域によって、大人と認める条件は異なります。

決められた条件をクリアする

地域によって、子供を成人と認めるための条件が異なります。
決められた年齢を過ぎれば自動的に成人になれる地域もありますし、一人で借りができるようになれば成人だと認める地域も見られます。
また米俵を担げるようになったら、成人の仲間入りができると地域も存在します。
そのように地域ごとの特色を知るのも楽しいですね。

条件が決められているところは、クリアするまで子供扱いを受けます。
年齢を重ねても、条件をクリアするまでは子供のままなので、皆から白い目で見られることも多かったと言われます。
また周囲から早く成人しろというプレッシャーもあったので、ある程度の年齢になった子供は一生懸命条件をクリアできるよう努力を重ねていました。


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