元服について詳しく調べよう

いつの時代から始まったのか

奈良時代という、遥か昔から子供の成人を祝う儀式が行われていました。
成人式という現代の名前になったのは最近で、昔は元服と呼ばれていました。
また成人年齢は今と異なり、早ければ13歳ぐらい、遅くても16歳までは終わらせます。
その期間内に親や周囲から、大人になったと認められれば元服を受けることができました。

成人年齢が早いことには驚きですが、当時の人は現代人より寿命が短かったと言われます。
30代頃には、亡くなる人が多く見られました。
ですから現代のように、20歳が成人年齢だと、成人を迎えてからの人生が残り少なくなってしまいます。
ですから成人年齢が、15歳前後と早くなっています。
寿命が延びることで、成人年齢も次第に遅くなりました。

男性だけが受けられる儀式が元服

現代の成人式と大きく異なる部分が、年齢以外にもう1つあります。
それは、元服を受けられる性別になります。
現代は性別に関係なく、20歳を迎えたら受けることができます。
ですが元服は、男性のみが受けられる儀式と決まっています。
昔は、男性優位だと言われる時代でした。
ですから、男性の方がしっかりとした成人の儀式を行っていたようです。

もちろん女性にも、成人を認める儀式はあります。
ですが元服とは名前が変わりますし、元服のように様々な工程があるわけではありません。
男性に比べて、非常に簡易的な儀式になります。
江戸時代ごろまで、元服は続きました。
それからは今のように、男性も女性も同じ成人式が行われるようになりました。


この記事をシェアする